コラム

少年野球で指導者が子どもを野球嫌いにさせている

前回の記事、『少年野球でケガをさせた監督を擁護するコメントに対して、スポーツ少年団認定員の立場から解説します』や前々回の記事、『少年野球で、体罰や暴力、暴言、えこひいきに悩んだら、チームを変えることも検討してみましょう』でもご紹介した、『素手でフライ捕球強制、指の腱断裂 少年野球監督が体罰』というニュースで、引き続きYahoo!のコメント欄を見ていると、指導者が原因で野球嫌いになったというコメントがあり、とても残念な気持ちになりました。

※追記:Yahoo!のニュースがリンク切れになったので、上記のリンク先を朝日新聞デジタルの記事に変更しました

今回の記事は、これ以上、指導者のせいで野球嫌いになる子どもが増えないことを願い、意見を述べたいと思います。

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野球が嫌いになったというコメント

Yahoo!のコメント欄より、いくつか引用します。

俺も昔、中学の時野球部で体罰された。
四球で俺が出塁、味方の内野ゴロの間に2塁へスライディングしなかっただけで監督から蹴りを入れられた。
つーか、ミスを諭さずに暴力を使って指摘する行為はどんな理由があっても許されない。
俺は野球が大嫌いになった。野球は面白いが体罰やら賭博やら、やってることがダーティーすぎる。

辞めて済む話じゃない。

しかも、こういう人間のクズみたいな奴が
「(いい意味で)鬼監督」
「(強いチームにしてくれるから)名監督」
とか言われて。
レギュラー選手からの保護者からは信頼されていたりする。

被害を受けるのは、その練習に耐えられない
子供たちなのです。

辞めようとしても、監督やレギュラー、保護者から
「根性なし」
とレッテルを貼られるんでしょう?

俺も少年野球チームで嫌な思いで辞めた経験あるから分かるんだよ。

怪我をさせた監督。
逃がすんじゃない。
ほとぼり冷めたら、またどこかで監督始めるぞ。

いやいや、監督辞めて済む問題じゃないよな本当に。
被害受けた子供は障害残る可能性も有り、
心にも一生忘れない傷になる立派な傷害事件だ。
子供相手にクズが権力持つと勘違いしやがる。

自分の地区の少年野球チームの監督は
万引きと空き巣でくり返して補導されていた
同級生の問題児の親だった。

そいつの息子の盗人とケンカしたせいで、
自分だけは最後までレギュラーから外された。
人数的に少ないので、4年生からは無条件でレギュラー
にするのが通例の決まりだったのだが、
完全に自分だけが特例で除外。

自分より明らかに下手だった同級生はレギュラーで
まだ少学2年生の片親のヤンキー子供は優遇されて
ピッチャーにしたり、監督の好みでやりたい放題の無茶苦茶。
完全に監督のサジ加減一つの気分次第だった。
それ以来、野球が大嫌いになった。

このようなコメントを見ると本当に心が痛みます。。

コメントを投稿した、被害に遭われた方はさぞかし辛い思いをされたことと察します。

我が家でも、詳細は控えさせていただきますが、少年野球チームを退団し、別なチームに移籍するという経験をしたので、その辛さは、よく分かります。

指導者は何のために、子どもに野球の指導をしているの?

当然、指導する子どもたちには、野球がうまくなってもらいたい、というのが指導者に共通する思いですよね。

ひいてはチームを強くして試合に勝ち、大会で優勝したい、という思いもあるでしょう。

ところが、指導者が原因で、子どもが野球を嫌いになり、野球を辞めるようなことになれば、野球がうまくなってもらいたいという目的は達成できず、チームを強くしたいという目的や、大会で優勝するという目的も遠ざかることになります。

また、団員が辞めるということは団費も減少し、チームの財政にも影響が出ますし、団員の兄弟がいれば、兄弟も辞めることになるでしょう。

辞めた団員の学年では、どうして野球辞めたの? と話が広がり、その野球チームは敬遠され、入団する子も減ります。兄弟がいれば、兄弟の学年にまでその影響がおよび、入団する子はますます減るでしょう。

少年野球チームに対して、相当迷惑をかけることになります。

誰も得にならないどころか、大きなマイナスになることをどうしてやってしまうのか?

指導する側も、指導するということに不慣れであったり、指導経験が乏しい場合は、団員が辞めるまで指導内容に問題があるということに気付けないかもしれません。

もし、団員が辞めるなどの問題が発生した際は、自分の指導方法に問題がないのかを見直し、改善する努力をすべき

指導者は仕事の合間にボランティアでやっていることが多く、大変だと思いますが、野球嫌いになる子どもを一人でも発生させるような指導しかできない指導者は、例え指導者不足でチーム運営が困難になったとしても、その指導者はいない方が全体にとって有益であり、そのような指導者がいること自体マイナスなので、依頼されたとしても指導者を引き受けるべきではないし、依頼すべきでもありません。

依頼して問題が発生した場合は、指導者を辞めさせるようにするのが子どもたちやチームのため

そのような指導者がどうしても指導を続けたいという場合は、問題のある指導者に限ってスポーツ少年団認定員の資格が無いので、スポーツ少年団認定員の理念を理解し、実践しようという心構えができた上で、資格を取得し指導すべきです。

POSTED COMMENT

  1. ああ より:

    野球は害悪でしかありません。
    恨みしかありません。
    失われた四年間を利子つけて返すまで子々孫々末代まで呪い続けます。

    • るーじゅ より:

      コメントいただき、ありがとうございます。
      詳細はわかりませんが、きっとお辛いことがあったことと存じます。
      うちもチームを退団するくらいのことがあったので、お気持ちは痛いほど伝わってきます。。
      いじめの問題と同じで、受け手がどのように思い、どのように感じているかが全てだと考えています。
      私ども夫婦も、未だに嫌な出来事が毎日のように思い出されています。
      ただ、少しずつではありますが、時間が経つにつれ、気持ち的に落ち着きつつあります。
      「ああ」さんは余程のことがあって今の状態かと思いますので、そう簡単には和らぐことが無いのかもしれませんが、いつか少しでも事態が改善されるよう、心よりお祈り申し上げます。

  2. 愚痴コーチ より:

    兎に角、ご老人達はアマチュア野球会の負の遺物です。
    勉強もせず、変化について行けず、二言目には数十年これでやって来た!だそうです。
    こちらから言わせてみれば、数十年、何人の選手つぶしてきたんだ?ですよ…

    選手の育て方に正解はありません。指導者も日々勉強です。それが出来ないのなら、辞めるべきなのですが、老後の楽しみなのでしょうね

    そういう輩に出会わないよう前途ある野球少年達である事を祈ります。

    ご老人達❗️いつまですがるの?
    盆栽でも始めてくださいよ❗️
    あなた達は人間を育てられません❗️

    • るーじゅ より:

      コメントいただき、ありがとうございます。
      どこの世界でも、少年野球でもこういうことってあるんですね。。
      自分も大人になって少年野球の世界に入ってから身をもって経験したので、よくわかります。。
      うちの子どもたちが以前在籍していた少年野球チームも2年間で7人退団しています。
      もう、子どもとか保護者の問題ではないのがお分かりいただけるかと思います。
      おっしゃる通り、問題のある指導者に出会わないのが一番いいのですが、もし出会ってしまった場合は、最悪、退団してなんとか別のチームで活躍できれば……と願わずにはいられません。

  3. 少年野球母 より:

    怒鳴り散らす監督コーチの元、息子は野球を頑張っています。
    地元の監督コーチが多く、地元の方は元ヤンキー野球部という、ナンとも野球とはかけ離れた経歴をお持ちで。
    そもそも、息子が入団した時は、とてもいい監督でしたが、指導者間で揉めて辞めてしまいました。それからというもの、酷い罵声が飛びます。「この玉とれなかったら、土下座しろ」「お前、クソだな」いいプレーが出ても誉めません。(本人は、これでも誉めてますと言う。どこが?)
    「何か意見があったら言って下さい」と言うくせに、言うと「やり方を変えるつもりはありません」と言う。
    チームを変えたくても、当方の住む地域は、市内でのチーム移動は出来ないのです。(チームの偏りが出るとの理由で)辞めるしか選択肢がありません。
    まだ救いなのは、息子が辞めたいと言わない事ですが、時間の問題かなとも思います。子どもにとって大事な時期である今、とんでもない指導者に出会ったと、入団を後悔しています。
    子ども達は必死で練習しているのだから、大人達もいくらボランティアとは言え、子ども達の為に指導力を高める努力をしてもらいたいです。子ども達の精神的成長に影響が出ないことを願うばかりです…。

    • るーじゅ より:

      コメントいただき、ありがとうございます。
      心中、お察しいたします。。
      明日、いただいたコメントのご返信をさせていただきます。
      どうぞよろしくお願いいたします。

    • るーじゅ より:

      ご返信内容が長文となってしまい、コメント欄では読みづらいため、記事として掲載させていただきました。
      もしよろしければご覧ください。
      少年野球でチームを変えたくても移籍できない場合のアドバイス

    • 匿名さん より:

      うちのチームでも殴る蹴る罵声を浴びせる仲間外れが当たり前ですよ。教育委員会や少年野球部会に訴えた人がいますが、物凄い嫌がらせを受けて辞めていきました。何処に訴えても責任逃れをされるそうです。警察に通報して現行犯で捕まえる他無いそうですよ。うちのチームが年末にも色々と問題を起こして反社会的な組織と繋がっている地元の議員を後ろにつけて少年野球部会を脅すなんてこともやってます。辞めたくても仕返しが怖くて辞められません。自分の子が目をつけられないように、親たちは他人を監視し何かあればチクリ、媚びを売ることでしか子供を守れないのです。チームが無くなれば良いのに…指導者が資格取り消しになれば良いのに…

      • るーじゅ より:

        コメントいただき、ありがとうございます。
        匿名さんのチームもなかなかのチームですね。。
        これはかなりの難題のように思われます……
        辞めても仕返しというか、嫌がらせをされるということですよね。

        「指導者の資格」の件は、少年野球の指導に資格は不要なので、取り消しもなにもありません。

        匿名さんの環境だったら、うちならもう引っ越すくらいしか対応方法が思いつきません。
        ただ、引っ越すというのも、ものすごいコストや問題がありますよね。

        「どうして、うちが大変な思いをして引越しとかしないといけないのか」という憤りでいっぱいになるかと思いますが、出来る限り精神的な負荷や今後の問題を避けながら、今、子どもにのびのびと野球をさせるには、少し離れたところに引っ越すしか現実的な解決方法は無いかもしれませんね。

        うちはうちで現在、チームとは全く別な点で、また問題が発生しています。普通に野球をしたいだけなのに、障害が次々と発生してくる…。うちもひとつひとつ、目の前の問題を解決していこうと考えていますので、一緒に頑張りましょう!

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