少年野球コラム

少年野球の主審をやったら泣きそうになった

先日の日曜日に息子たちが所属している少年野球チームで練習試合があり、主審を務めたのですが泣きそうになりました。。

自分の気持ちを整理するためにも、文章に残しておきたいと思います。

Photo By: Daniel X. O’Neil

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練習試合で主審を務めることに

(本記事の公開時は)長男が小学5年生、次男が3年生なのですが、長男が2年生になった時から少年野球チームに所属、次男は1年生からチームに入っています。

私はこれまで、長男が3年生の時に練習試合で2~3試合、長男が4年生の時に、チームの紅白戦で2試合ほど主審をしたことがあります。

先日は今年初の主審で、6年生が主体のレギュラーチームでは初めての経験でした。

私自身は小学生までしか野球をやっておらず、それほど野球に詳しくはないのですが、チームのお役に立てればという思いで、少しでも頼まれたことは、できる限り協力したいと考えており、主審もその中のひとつです。(スポーツ少年団の認定指導員の資格取得も監督に頼まれて取得しました)

最終回で息子が所属するチームが四球が続き、サヨナラ押出し負け……

息子たちが所属するチーム(以下、味方チームと呼ぶ)は先攻で、同点のまま最終回の裏、敵チームの攻撃となりました。

最終回から味方チームのピッチャーが交代となり、私はフォアボールをジャッジしなければならいことが続きました。

実はこの時、すごい気がかりでなりませんでした。

というのは、この日の球場のホームベースが「ズレ」ており、通常の状態では無かったからです。

ホームベースが、左打者が立つバッターボックス(主審から見て、右のバッターボックス)に寄っており、その寄り方が少しどころではなく、バッターボックスのラインに付くくらいの寄り方でした。

しかし、埋まっているタイプのホームベースで位置を直せないため、とにかくズレたホームベースの位置をストライクゾーンにしてジャッジをしていました。

その最終回まで、その基準でジャッジをしていたのですが、味方チームも敵チームもバッテリーが意識して対応していたのか、特に問題は無いと感じながら試合が行われていたのでした。

ところが、最終回の裏に変わった見方チームのピッチャーが、本来はストライクゾーンであるズレたホームベースのところに入ることが多く、「ボール」とジャッジせざるをえません。

「最終回だけ基準を変えるわけにもいかないし……」などと思いながら、複雑な心境の中、ジャッジを続けていたのです。

やはり、味方チームには勝ってもらいたいという気持ちは常にあるので、本当に心苦しい状況……

味方チームの監督やコーチ、保護者の皆さんも「何でストライクなのにボールになっているのか」と疑問に思われているだろうな……という思いも頭の中を駆け巡っていました。

結局、投げているうちに明らかなボールも出てきてしまうので、フォアボールが続き、押出しサヨナラ負けで、ゲーム終了……

なんとも辛い終わり方となってしまいました。。

今思えば、試合が始まる前に、両チームの監督にホームベースがズレていることを確認して、ゲームを始めればよかったのですが、それも後の祭り……

味方チームの監督やコーチ、保護者、選手の誰からも、ジャッジについて文句を言われたとかはありませんが、正直、気まずさが残って仕方がないのでした。

その日にスーパーで味方チームのピッチャーに会う

そのことで頭がいっぱいの中、試合後、妻とスーパーに行ったところ、最終回で投げたピッチャーがおつかいで一人で来たとのことで、私と妻に挨拶に来ました。

普通に笑顔で。

試合のことを話したいと思いましたが、お互い試合については話すことなく、笑顔で挨拶。。

息子たちとも挨拶して、別れました。

私はそのピッチャーが私に対して、もしかしたら、心よく思ってないんじゃないか、という思いも少なからずあったので、笑顔で挨拶をしてくれた時、言葉に詰まりました。

救われた思いもあったり、正直、泣きそうになりました。。

学んだことと思い

私自身が子どもたちのことを信じたり、信頼しきれていなかったんじゃないか、とか、ほとんど無いとは思いますが、異常なホームベースや球場の状態が分かった時点で両チームに確認しておくべきだった、とか、いろいろ学びがあったのですが、それと同時に、子どもたちの努力を大人が壊すようなことがあってはならない、と強く思ったのでした。

野球の審判であれば、毎日努力している子どもたちが、敵味方関係なく、全員が公平なジャッジの中で、努力の結果を競い合える環境を審判が整えてあげなければならない、ということです。

ですが、昨日の私の主審は、経験不足と実力不足でベストではなかったと思う。。

経験があったり、実力があったり、機転が利けば、子どもたちも監督、コーチ、保護者のみんなが納得できる審判の行動ができたと思うんですよね。

あと、特に、昨日、笑顔で挨拶してくれたピッチャーに。私自身、審判に限らずもっと精進して、この借りは必ず返すよ。

最後は決意表明で終わります。

POSTED COMMENT

  1. 日本一への道のり より:

    るーじゅ様

    お気持ちお察しいたします。
    が、気にしすぎです。ピッチャーの子が笑顔で挨拶したのがその答えです。

    私も同じ経験沢山しました。試合の夜、あのジャッジ間違えてたんじゃないかと
    寝れない事もありました。
    ただ、親御さんが練習試合でお手伝いでやって頂いている審判に批判したりするのは
    もってのほかだと思います。もし、そういったクレームを付ける方がいらっしゃったら、野球経験の少ない方やチームを乱す保護者だったりします。

    もしおかしなジャッジであれば、監督コーチが的確に抗議してきますから。
    その時はじめて、審判団で審議です。

    もう一つアドバイスするとするなら、球審をどんどん自主的にやるんです。
    私はそれで克服しましたよ。

    長文になりますので、また私の経験談はメール致します。

    • るーじゅ より:

      日本一への道のり様
      コメントと、また、別途メールでも長文をいただき、ありがとうございます!
      このあと、メールでもご返信いたしますが、先にコメントのご返信です。
      いやあ、本当に励みになりました…(。´Д⊂)
      記事にして良かったです。
      それにしても、審判って人生の修行のようですね……
      野球の知識と精神力が試されます。。
      克服するには球審をどんどんやる……(((( ;゚Д゚)))
      うちの息子たちが所属するチームでは、練習試合ではない、正式な大会の試合のほとんどは、謝礼を出して依頼する、有資格者と思われる審判員がつくことが多いので、せいぜい塁審のお手伝いどまりだと思いますが、また頼まれることがあれば挑戦したいと思います。
      メールでも返信しますね。

  2. とおりすがりの者 より:

    わたしもお父さん審判をして3年になりますが、当初は毎日落ち込み、胃が痛くなり、もうやめよう、もうやめよう、と進んできたものです。ですので、るーじゅさんのお気持ち、本当によくわかります。

    実は、私は審判をするときに必ず言葉にして、胸に刻む呪文があります。それは「公平なジャッジによるゲームコントロール」です。気持ちもそうですが、それ以外のところ、例えば服装では自チームの帽子やジャンパーを着用しない、子供への声掛けも自チームであっても名前ではなく背番号で、などなどできるだけ自分をフラットな状態にすることを心がけています。

    ですので、「味方チームに勝ってもらいたい」のは応援の時だけで、審判のときは「両方のチームに勝ってもらいたい」と思って試合に臨んでいます。おそらく、るーじゅさんはフォアボールをジャッジしてかわいそうと思われた時点で「毎日努力している子どもたちが、敵味方関係なく、全員が公平なジャッジの中で、努力の結果を競い合える環境を審判が整えてあげなければならない」ということからは少し外れているのではないでしょうか。

    フォアボールの連発がたまたま9回になっただけで、1回だったかもしれないし、3回だったかもしれません。加えて9回だけホームベースがずれていたわけではないので、別に気にされることはないと思います。条件は相手チームも同じですから、そのことは子供たちが一番わかっていることでしょう。ですので、気にしすぎです(笑)。スーパーで会ったときの子供の笑顔が全てを物語っています。

    私もまだまだですので精進しないといけないといつも思っています。うち子も次は6年生で最後の年ですので、私も負けじと頑張ろうと気持ちを新たにしているところです。ですので、お互い頑張りましょう!

    ご気分を害されたかもしれませんが、るーじゅさんのお気持ちが痛いほどよくわかりますがゆえに、失礼かとは存じましたがあえて正直な気持ちをかかせていただきました。何卒ご容赦のほどを。

    • るーじゅ より:

      とおりすがりの者様

      コメントいただき、ありがとうございます!
      全然失礼じゃないですよ! とても励みになります!

      私もちょうど審判をするようになって3年ほど、長男も今年6年生で最後のシーズン。。本当に同じような境遇ですね。。

      ・「公平なジャッジによるゲームコントロール」という呪文
      ・自チームの帽子やジャンパーを着用しない
      ・子供への声掛けも自チームであっても名前ではなく背番号

      など、心構えと行動力がすごい!

      ・審判のときは「両方のチームに勝ってもらいたい」

      これはもう審判の鏡!

      とおりすがりの者さんを見習って、私も改めて精進しようと思いました。

      私の場合は次男がおり、あと3年もあるので審判は避けて通れないこともあり、精進し続けるしかありません。

      この度はどうもありがとうございます!

  3. 匿名 より:

    公式審判員ではありません(無免許)が、毎年講習会を受けている者です。
    そもそも、間違ったグラウンドでプレイしたことは確かに問題です。
    また主審ではなく、正しくは球審です。お手伝いとは言え、言葉ひとつ間違えても怒られます。
    ルールブックを毎年購入するのも良いですが言葉足らずで、講習会等に参加することが望ましいでしょう。(毎年、必ず何かしら変更があります。)
    さて、ストライクゾーンを本当に理解していますか。ジャッジはベース上で判断されます。どちらかのバッターボックスへ、ベースが寄っていても関係ないです。バッターがボックス内の何処に立っていようが関係ありません。(極端に前後にバッターが立っても、ストライクゾーンは動きません。)
    そうピッチャーは、ベース上のストライクゾーンに投げれば良いわけです。少年野球だから、どんなにベース寄っていても13cmなので、ボックス内のベースよりいっぱいに立てば、バッターもバットが届かないこともないでしょう。
    正しいストライクゾーンを理解することが重要です。球審も然りですが、プレイヤーも然りです。
    一番難しいのは、上下限の判定でバッターがベース上で打撃体制に入った姿勢の想像線で決まります。要は、極端に小さく構えようが関係ないのです。

    • るーじゅ より:

      匿名様

      コメントいただき、ありがとうございます!
      主審と球審について混同してました…勉強になります。

      今年からコーチになり、指導者講習会に参加して学び始めました。

      この記事を掲載したのは2016年4月で、一年以上前になりますが、今以上に経験が浅かったですね^^;

      今はルール上のストライクゾーンは理解しました。ただし、それを試合中に球審として正確なジャッジができるかどうかは、まだまだ経験が必要だと感じています。

      今年からコーチになった関係で、ベンチに入ることが多くなり、今シーズンはまだ球審をする機会がなく、経験を積めていないのですが、日々精進していきます!

  4. 審判部長 より:

    もう悩まないと決めました。周囲が引くぐらい大きな声で、堂々とジャッジ!プロの審判だって間違えるんだもん、素人親父が完璧にできるはずがない。野外で大きい声を出せる機会ってそう多くありません。
    楽しみましょ(^-^)

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