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ベネッセの広報誌『CATCH BALL(キャッチボール)』2016年春号レビュー【後編】指導者・親の接し方

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ベネッセの広報誌『CATCH BALL(キャッチボール)』2016年春号レビュー【前編】大谷翔平選手の「夢をかなえる方法」の後編です。

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子どもの力をグングン伸ばす『指導者・親の接し方』

メンタルトレーニングの第一人者という布施努氏による、指導者や保護者向けのアドバイスが掲載されています。

布施氏は米国スポーツ心理博士で、早実高、慶應大で硬式野球部に所属、JR東日本野球部などでメンタルトレーニングの指導を行っているとのこと。

指導者の接し方 3カ条

  1. 挑戦課題と達成のバランスが大事
  2. 指示は「具体的に」「明確に」!
  3. 緊張とうまくつき合えるようにしてあげる

小学生のうちに、身につけさせなければならないこととは?

小学生年代で重要なのは「野球を好きになって楽しんでもらうこと」。小学生のうちに、身につけさせなければならないのは「何とかなるという自信」。

結果が出る自信ではなく「自分が何かできるんじゃないかという、やる気や期待を持たせること」であると布施氏はおっしゃいます。

そして、小学生を指導するコーチに求められる一番の資質は「子どもたちが生き生きとした表情で、自発的に野球を楽しめるようにすること」というくだりがあり、私も取得したスポーツ少年団認定指導員の根底にあるものと同じだと感じました。

特にうちの場合は、いろいろ問題があって少年野球チームを退団、移籍ということがあり、子どもたちの可能性を潰されかけた経験があるので、その大切さが本当に痛いほどよく分かります。

【1】挑戦課題と達成のバランスが大事

ポイントは、指導者が挑戦させたい課題と、子どもたちがその時点で持っている能力のバランスが合致している練習メニューを組み立てること

また、上達してきた際には退屈になってくるので、飽き始めたら練習メニューを変えるなどの工夫をすべきということです。

【2】指示は「具体的に」「明確に」!

例として掲載されている、打席に立つ子どもへの声かけでは、「思い切って行け」よりも、「初球を振ろう」とか「ボールをよく見よう」など、かける言葉に工夫し、より具体的に、明確に指示をするよう、アドバイスがありました。

相手は子どもですからね。子どもにも分かりやすい指示や声かけができれば、子どものパフォーマンスも上がるかもしれません。

また、結果はコントロールできないので、子どもが達成したことを認めてあげれば、前述の「何とかなるという自信」が得られるようになるとのこと。

小学生にとって大切なのは達成感。「凡打」という結果に対して怒るのではなく、「しっかりバットを振れたね」などの達成したことを認めるということです。

【3】緊張とうまくつき合えるようにしてあげる

ポイントは試合中の緊張は無くならないので、緊張感とうまくつき合うこと。

ちょっとびっくりだったのが、「緊張していないほうが、パフォーマンスが悪くなる」というデータもあるそうです。緊張したらパフォーマンスが落ちると思っていたので、いかに緊張感を無くせるか、ということに頭がありましたが、この考え方だと、かえってマイナスになるかもしれませんね。

さて、緊張感とうまくつき合うためには、今できることをプレーで表現させるべきとのこと。

バッティングの場合だったら、結果として打てるかどうかは分かりませんが、「全部のボールを振ってみよう」「最高のスイングをしてみよう」など、自分でコントロールできることに目を向けさせることが大切ということです。

まとめ

この他、親の接し方3カ条や野球ノートプレゼントというのもあります。

この冊子は息子たちのチーム関係者経由で入手したのですが、どこで入手されたのかまだ聞いていないので、ご希望の方はベネッセに問い合わせてみてはいかがでしょうか。

応募者全員プレゼントの野球ノートには、大谷選手も実践していた目標設定チャートもあるというので楽しみです。

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